新着情報

2024.05.27

5月23日(木)~5月26日(日)第97回日本整形外科学会で当院理事長が一般演題とランチョンセミナーの講師として2つの講演の発表を致しました。

5月23日(木)~5月26日(日)まで福岡国際会議場で行われた第97回日本整形外科学会で当院理事長が一般演題とランチョンセミナーの講師として2つの講演の発表を行いました。

詳しくは下記よりご覧ください。

体外衝撃波治療のための変形性膝関節症のBMLのtype分類

体外衝撃波治療のための
変形性膝関節症のBMLの
type分類

膝OAに対する体外衝撃波と再生医療の組み合わせ療法

膝OAに対する体外衝撃波と再生医療の
組み合わせ療法①

膝OAに対する体外衝撃波と再生医療の
組み合わせ療法②

膝OAに対する体外衝撃波と再生医療の
組み合わせ療法③

膝OAに対する体外衝撃波と再生医療の
組み合わせ療法④

2024.04.30

5月より大阪大学組織生化学教室の教授である妻木範行教授の膝関節疾患を中心とした外来が本町Nクリニックで始まります。

妻木範行教授は整形外科医師であり、京都大学iPS研究所で長年研究をされていた軟骨のiPS 細胞の第一人者です。
主に膝関節の診療を行います。
基本的には水曜日の夕方診療となりますが、第1週と最終週は金曜日の夕方診療となります。

妻木範行教授の
プロフィールはこちら

2024.04.01

本町Nクリニックの特別顧問の赤木蔣男先生が岸和田のNクリニックの特別顧問を兼任致します

4月1日(月)から本町Nクリニックの特別顧問の赤木蔣男先生が、岸和田のNクリニックの特別顧問も兼任されることになりました。

2024.04.01

早稲田大学スポーツ科学学術院熊井教室のリサーチフェロー就任のお知らせ

41日(月)から当院の中里伸也院長兼理事長が早稲田大学スポーツ科学学術院熊井教室のリサーチフェローになります。

早稲田大学 スポーツ科学学術院 熊井司研究室

2024.03.30

変形性膝関節症に対する、幹細胞の骨髄内投与が、近畿厚生局にて認可されました

本日厚生局から、変形性膝関節症に対する幹細胞の骨髄内投与が認可されました。
外来レベルでの認可は日本初です。
適応は難治性BML(骨髄異常病変)を有する変形性膝関節症です。他院の再生医療で改善しない症例や体外衝撃波治療で改善しない症例が適応となってきます。
詳細は追ってお知らせします。

1億セルを関節内と骨髄内同時投与で150万+税金の165万円
2億セルを同時投与で200万+税金の220万円となっています。

当院のyoutubeチャンネルはこちら

2024.03.26

5月の医師代診のお知らせ

2024年5月23(木)、24(金)は院長の中里が不在のため、代わりの医師による診療となります。

23(木)午後:眞塚 健夫医師(阪南中央病院)

24(金)午前、午後:北 圭介医師(JCHO大阪病院)

ご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

2024.03.18

スポーツ傷害とPRP療法や体外衝撃波治療とその組み合わせ療法 

今回は成長期 成人期 中高年期それぞれのスポーツ疾患に対し、当院が推奨する最適な治療方法を紹介します。
傷害障害(繰り返す慢性的な疲労性のもの)と外傷(1回で起こる)に分けることができます。

(基本治療)スポーツ障害は、筋力不足や柔軟性低下や筋インバランス(アンバランス)が原因であることが多く、また組織の修復に要する期間よりも早く次の負担がかかる修復不全やそれに必要な代謝の異常からくるものが多いです。外傷では損傷した組織の修復力を早めたり増強させることは、早期の確実なスポーツ復帰には必要なことです。そういった意味で、すべてのスポーツ傷害外傷障害も)の治療には、筋力不足や柔軟力不足や筋のインバランスを改善させ、それらの修復不全や代謝異常を改善させるリハビリテーションが第一選択となり、当院ではリハビリテーションを重要視しています。当院でのリハビリテーションには理学療法や物理療法や装具療法(インソールやサポーターなど)などが含まれ理学療法士が担当します。
物理療法骨疾患であれば骨用の低出力超音波治療器(LIPUS)軟部組織疾患であれば微弱電治療器(エレサスやアキュスコープやマイオパルス)超音波治療器を用います。それらは組織修復や代謝を促進させる物理療法機器として非常に有用です。
当院のリハビリの特徴として、医師の指導の下で、理学療法士理学療法物理療法と次に示す体外衝撃波治療を組み合わせて治療を行います。体外衝撃波治療には詳細な照射部位を決定するために超音波画像検査を行ってから照射をするため、体外衝撃波の治療資格の持った放射線技師が照射する場合がありますが、基本的にはすべて理学療法士自身が超音波画像検査を用いて位置確認をしたのちに体外衝撃波を行います。集束型の体外衝撃波治療は基本的には医師の指導の下で進めなくてはならないので、初回は特に医師が直接照射することもあります。

また、それらの体外衝撃波治療再生医療である、PRP療法(多血小板血漿療法)幹細胞療法を組み合わせて行うことがあります。PRP療法や幹細胞療法は、当院では基本的に他の治療を行っても改善しないときに行う治療となっています。それぞれの治療の役割や特徴を理解して、うまく組み合わせることにより、早期にしかも確実にスポーツに復帰することが期待できます。しかしながらそれらの手術以外のすべての保存的療法には限界があることも理解する必要があります。組織の損傷が大きすぎる場合には、修復が望めず手術療法が必要な時があります。保存的療法にこだわりすぎると、スポーツ復帰時期が遅れる場合もあります。舟状骨骨折第5中足骨骨折ジョーンズ骨折)はそれらの良い例です。手術した方が圧倒的に早く確実に復帰ができます。それらはハーバートスクリューといって、手術で用いるスクリューのネジのピッチの違いにより骨折部分を圧迫固定する方法で、それらのスクリューを使った技術を用いた手術であれば早期の確実な復帰が見込めます。保存的療法にこだわる必要は全くありません。
しかしながら、手術をすることで半年或いは1年以上をスポーツ復帰に要する疾患もあります。特に前十字靭帯損傷遊離した骨片を認める終末期の離断性骨軟骨炎などがそれらに含まれます。手術した方が良いのはわかっているが、手術をすることで、希望する或いは最後の大会や舞台に間に合わないということもあるでしょうから、場つなぎ或いは時間稼ぎのために上記の保存的治療を行うことがあります。もちろん手術を選択しないで上記の保存的療法を行うことによるリスクもあるので、そのリスクを理解したうえで保存的療法を進める必要があります。例えば前十字靭帯損傷があるのに、手術をせず保存的療法を進めると、治癒能力が極めて低い半月板損傷や軟骨損傷を誘発させたり悪化させたりするので、スポーツが終了した後の人生に影響を及ぼす変形性膝関節症になることもあり得ます。肘や膝や足に発生する離断性骨軟骨炎も同様です。放っておくと変形性関節症に進行していきます。
それぞれ年代により或いは時期によりどの治療を選択すれば良いのか保存的療法によるリスクはどの程度あるのか?手術するとどの程度の期間がかかるのか?など、そういった相談も当院は受け付けております。遠慮なくご相談いただければ幸いです。

さてこれから、自分の血液を採血してそれを遠心分離機で加工する多血小板血漿であるPRP療法と体外衝撃波治療をどのように選択するかについてお話しします。
PRP療法と体外衝撃波治療はいずれも組織修復を促し炎症や疼痛を緩和させる役割があります。一般的には疼痛緩和よりも組織の修復をより多く期待する場合にはPRP療法を選択します。或いは体外衝撃波治療だけでは修復が得られない場合にもPRP療法を選択します。しかしながらPRP療法の治療のあとは、しばらく固定や安静期間が必要ですので、しばらく練習や試合に出られなくなります。そういった意味でPRP療法基本的には治療に時間がかけることができるオフシーズンに行うことをお勧めします。またプロ野球の肘や肩の投球障害などに対して、オフシーズンに悪化予防の意味で肘の靱帯や肩の腱板にPRP療法を行うことにより、手術せず少しでも長持ちさせることが期待できます。当院では6年間オフシーズンにPRP療法を続け今も大リーグで活躍を続けている投手もいます。
 一方で、炎症や痛みや可動域の改善を期待するとき、或いはできるだけ休ます、練習や試合を続けたい場合には体外衝撃波衝撃波がお勧めです。痛みがメインの場合にはお勧めですが、痛みが改善するのは比較的早く、また組織の修復は一定の時間がかかるため、それらのタイムラグがあります。痛みが早期に改善したからと言って組織が修復されたわけではないということを理解しておく必要があります。そういった意味で体外衝撃波治療を乱用することには十分注意が必要です。競馬の馬の疲労骨折の治療に当初体外衝撃波治療が痛みが取れるからと言って重宝されていた時期がありました。しかし馬はそのタイムラグがあることを理解できないので、痛みが取れたため治ったと思い無理に走りすぎて完全骨折を起こしてしまうということが多々起こったので、体外衝撃波治療は競馬の馬には禁止されています。本当は周りの人間の責任ですね。人間でも同じことが言えます。痛みが取れたからと言って治ったと思い、無理をしてしまうと修復が得られる前に組織の破綻をきたすことになるので、レントゲンやエコーやMRIなどで組織の修復を客観評価して復帰の時期を判断することが非常に重要です。
基本的には、照射時に多少の痛みを伴うという以外には体外衝撃波治療そのものによる有害事象はありません。体外衝撃波治療をして組織の破綻を来すのではなく、鎮痛作用が得られたため無理をして組織の破綻を来すことがあるということです。体外衝撃波治療をして悪化したという体外衝撃波治療を悪のように言う人がいますが、そのメカニズムを理解していない人です。 
また、当院では体外衝撃波治療PRP療法との組み合わせ療法を行っているので他院のようにPRP療法だけを行っている施設より、それぞれの鎮痛作用を有意に持つ体外衝撃波治療組織修復作用を有意に持つPRP療法のそれぞれの有意性を利用した組み合わせ治療の相乗効果が期待できます。当院では基本的にPRP療法を受けられる方には体外衝撃波との組み合わせ療法をお勧めしています。

次にそれぞれの時期における疾患別のおすすめの治療方法を紹介します。

Ⅰ成長期のスポーツ傷害

・疲労骨折腰椎分離症には体外衝撃波治療が第一選択です そこに骨用の超音波であるLIPUSを組み合わせることで相乗効果が期待できます
腰椎分離症の場合、病期(初期や進行期や終末期)にもよるが、初期や進行期であれば治療に専念しつつ体外衝撃波とLIPUSをすれば、より確実により早く骨癒合が得られるという結果が当院の研究でも得られています。一方で終末期には骨癒合は期待できませんが、疼痛コントロールの意味で体外衝撃波治療は有効です。
疲労骨折舟状骨第5中足骨などはスクリューなどを入れる手術をした方が早く確実に復帰できるので手術を含めて検討してください。
第2第3中足骨疲労骨折骨盤や大腿骨や脛骨などの疲労骨折裂離骨折にも体外衝撃波治療とLIPUSの組み合わせが有効です。新鮮骨折の手術後に、LIPUSを使用することは保険適応で認められていますが、術後PRP療法体外衝撃波を組み合わせても当然早期の確実な骨癒合が期待できます。手術後に組み合わせることはこれから多くなってくるでしょう。
離断性骨軟骨炎足関節)にも体外衝撃波が第一選択です。同様にLIPUSを組み合わせることで早期の確実な病巣の修復が期待できます。遊離した骨片がある場合には、手術をしないと改善しません。骨片摘出だけであればすぐに復帰できるが、骨移植を含めた骨片整復固定を行う場合は復帰までかなりの期間を要するので、最後の大会まで体外衝撃波治療を行って、その後に手術をするという選択肢もあります。ご相談ください。
膝の離断性骨軟骨炎は時々骨の正常分化であるFCI(膝の骨端骨化不整)と鑑別が困難なことがあります。FCIは6歳前後までで発生すること、サッカーやバスケットなど激しいスポーツで痛みが出現したり、関節面の骨の異常が認められた場合があります。その場合にはCTMRIなどの精査をして、たとえFCIである可能性があっても、痛みを伴っていたり、MRIT2強調画像で高信号域があれば、離断性骨軟骨炎(OCDという診断の元、体外衝撃波治療を行う場合があります。特にスポーツ活動を激しく行っている人は、関節面の骨の異常のまま激しいスポーツを続けることで軟骨損傷を誘発する可能性があるからです。多くの場合、体外衝撃波を照射したときに、FCIであれば痛みを伴わないですが、OCDであれば痛みを伴うので、その時にOCDであることが判明します。関節面を正常にすることが軟骨損傷を予防することになるので、OCDFCIを鑑別するということよりも、激しいスポーツ活動をするなら骨の関節面を正常にするために体外衝撃波治療を行うという認識でよいと思います。
・骨端症オスグッド病シーバー病など)はLIPUSが第一選択であるが、疼痛コントロールや骨片や亀裂の早期癒合を希望する場合に体外衝撃波治療を組み合わせることもあります。
・骨端線離開(上腕骨のリトルリーガーショルダー骨盤の骨端線離開)にも低出力での体外衝撃波治療とLIPUSの組み合わせは成長障害を起こさず確実に治癒期間を短縮してくれます。
・子供の足首や手首の剥離骨折は、発症当初、骨片が軟骨性であったりしてレントゲン撮影で見逃されていることがあり、のちの検査で陳旧性剥離骨折となって見つかる場合があります。その古くなった剥離骨片を骨癒合させる場合も体外衝撃波治療とLIPUSの組み合わせが有効です。剥離骨折は靱帯に引っ張られて起こるもので、骨癒合をしておくことで靱帯の不安定性を改善させることができます。
・二分(分裂)膝蓋骨や足の母指球の種子骨障害外脛骨障害有痛性三角骨障害といった、骨癒合不全性の障害に対しても体外衝撃波治療とLIPUSの組み合わせが有効です。ただし外脛骨障害有痛性三角骨障害足関節拘縮偏平足が関与していることが多く、リハビリやインソールなどを組み合わせることで再発を予防することができます。

Ⅱ青年期や成人期のスポーツ傷害 おもに成長期が過ぎた学生から青年期の疾患

・肩であれば腱板損傷関節唇損傷、肘であれば内側側副靱帯損傷、手首であればTFCC損傷、股関節であれば関節唇損傷やグロインペイン症候群、膝であれば半月板損傷膝蓋靱帯炎、足関節周辺であればアキレス腱周囲の炎症など
基本的には物理療法とリハビリの組み合わせで改善が期待できますが、長期に及んだ病態や重症度の高い病態(発症してからの罹病期間が長い)にもかかわらず、早期の復帰を希望する場合には体外衝撃波と微弱電流の組み合わせを行います。それでも改善しない場合はPRP療法を組み合わせます。
・疲労骨折腰椎分離症も多い時期です。成長期と同様に、体外衝撃波とLIPUSの組み合わせがお勧めです。初期や進行期の分離症の場合は、その治療期間が長期に及ぶことから、治療に専念せず疼痛コントロールを目的に体外衝撃波を行うことがあります。しかしながらスポーツしながらの治療は骨癒合が得られることは期待できないことを理解しておく必要があります。終末期の腰椎分離症の場合でも疼痛コントロールのために体外衝撃波が有効なことが多いです。
・投球障害である肘の靱帯損傷肩の腱板損傷などで体外衝撃波治療微弱電流で改善しない場合は、オフシーズンに或いは長期の離脱を覚悟してPRP療法と体外衝撃波治療を組み合わせることがあります。しかしながら不安定性が強くなった靱帯損傷はいずれ靱帯再建術(いわゆるトミージョン手術)が必要になってくるのでその場しのぎの治療になる可能性があります。
・外傷による骨折骨挫傷で早期の疼痛緩和や骨癒合促進を期待して、体外衝撃波とLIPUSの組み合わせ或いは場合によってはPRP療法を組み合わせることがあります。今まで当院では多くの選手やダンサーが、試合や舞台や発表会や選考会やテストが近い時には無理と思われる期間内で間に合わせてきました。もちろん治療の限界があります。
・肉離れ打撲後血種の場合は拡散型圧力波微弱電流の組み合わせは有効です。肉離れの重症度が高い時には、早期からPRP療法を行うことがあります。スペインリーグのバルセロナFCでは肉離れが起こればPRP療法をすることが治療のプロトコールに組み込まれています。
・腸脛靭帯炎膝蓋靱帯炎アキレス腱炎テニス肘ゴルフ肘といった腱炎或いは腱の付着部炎に対しては基本的には軽度のものは物理療法とリハビリの組み合わせ、中等度から重症になればそこに体外衝撃波治療を行いそれでも改善しなければPRP療法を組み合わせます。
・半月板損傷TFCC損傷といった軟骨性の損傷に対しては損傷の形態にもよりますが体外衝撃波治療に有効性があります。また重症度が高く体外衝撃波治療だけでは改善しない場合には、PRP療法を組み合わせることがあります。半月板損傷縫合可能な不安定な損傷で手術が第一選択となることがあります。不安定な半月板損傷を放っておくと、のちに半月板が本来あるところからずれてしまって、変形性膝関節症に進行する可能性が一気に高くなります。不安定な半月板損傷体外衝撃波やPRP療法で安定性が得られることがないので、重症の半月板損傷にはそれらの治療の限界を知っておく必要があります。
陳旧性になった靱帯損傷ですが、膝関節内側側副靱帯損傷外側側副靱帯損傷足関節の外側靭帯損傷三角靭帯損傷や膝蓋骨の脱臼に伴うMPFL(内側膝蓋大腿靭帯)損傷 或いは肩の前方脱臼に伴うAIGHL(前下関節上腕靭帯)損傷やMGHL(中関節上腕靭帯)損傷や手関節の外傷性のTFCC損傷アキレス腱断裂、或いは靭帯損傷に伴う剥離骨折といったスポーツ傷害は、受傷による出血成分が残っている間、本来ならばある一定の期間 固定をして幹部の安静を保つことが重要です。しかしながら、医療従事者の誤診や自己判断による放置で患部の修復が得られず、不安定になっていわゆる陳旧性の骨折或いは靭帯損傷となっていることを多々認めます。それらの靭帯或いは腱や剥離骨折部分を修復させて関節の安定化を図るためには、多くの場合手術が必要になってきます。靭帯修復術といって切れた靭帯同士を繋ぎ合わせる手術や腱を繋ぎ合わせる手術であれば、数ヶ月間で復帰が見込めますが、長期間経過して解剖学的に靭帯損傷部分や腱損傷部分が大きく開いている場合には再建術といって代わりの腱や靭帯を移植するような手術が必要になることがあります。そのような手術をすれば半年以上スポーツ復帰にかかることになります。

Ⅲ中高年のスポーツ傷害

肉離れの治療には拡散型圧力波微弱電流を組み合わせますが、重症度の高い場合はそこにPRP療法を組み合わせる場合があります。
アキレス腱部分損傷の場合、PRP療法や体外衝撃波治療と装具療法や微弱電流を組み合わせることで早期復帰を見込めます。
難治性の(診断を受けて6か月経過しても改善していない)足底筋膜炎体外衝撃波治療が保険適応となっています。 
ゴルフ肘やテニス肘といった上腕骨外側上果炎や内側上果炎体外衝撃波が適応です。それでも改善しなければPRP療法を行うことがあります。
膝や股関節や足関節や肘関節の変形性関節症に対してはMRI精査でBML(骨髄異常病変)が認められれば体外衝撃波治療の第一選択です。
・急に痛みが強くなった場合にはSIF(Subchondral insufficiency fracture)という軟骨下不全骨折になっている場合があります。放置しておくと骨壊死に進行する場合があるのでMRI精査してSIFKBMLが認められれば体外衝撃波治療を受けてください。広範囲にBMLがある場合は特に膝のSIFであるSIFKである可能性が高いので、しばらく痛みが軽減するまでスポーツ活動は控える必要があります。
変形性膝関節症になり、関節水腫や滑膜炎がある場合には、関節内に次世代のPRP療法であるAPS療法(自己蛋白質溶液)を入れる場合があります。APS療法と体外衝撃波の組み合わせ治療で軟骨下骨の病態が改善され、軟骨の増生が認められた症例を複数経験しました。当院では、膝関節や股関節や足関節の変形性関節症APS療法を行うことができます。またそれでも改善しない場合関節内或いは骨内に幹細胞を注入することで関節内の病態や軟骨下骨の病態を改善させることを期待する治療も現在申請中です。いずれも体外衝撃波治療と組み合わせることにより治療効果が増強することが期待できます。
・指の変形である拇指CM関節症や指の腱鞘炎であるばね指に対しては体外衝撃波治療が第一選択です。他院ではステロイド注射を勧められますがスポーツ傷害に対してステロイド注射を行うと炎症の軽減とともに治癒能力の低下を招き組織の破壊を進ませる結果となります。ご注意ください。
初期の骨壊死膝関節骨壊死や大腿骨頭壊死)の場合には体外衝撃波治療が適応となります。人工関節置換術の時期を遅らせたいときには、骨内に幹細胞投与することをお勧めします。

それ以外にも体外衝撃波治療やPRP療法が有効なスポーツ傷害がたくさんあります。是非ご相談ください。

また鍼治療など有用な代替療法や、筋膜リリースなどの注射療法も有用な時があるのでうまく組み合わせて行うことが重要だと思われます。是非ご相談ください。

PRP療法について詳しくはこちら

対外衝撃はについて詳しくはこちら

2024.03.05

5月の医師代診のお知らせ

2024年5月23(木)、24(金)は院長の中里が不在のため、代わりの医師による診療となります。

23(木)午後:眞塚 健夫医師(阪南中央病院)

24(金)午前:北 圭介医師(JCHO大阪病院)

   午後:未定※決定次第お知らせ致します。

ご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

2024.02.19

新しい細胞治療の告知とキャンペーン価格の終了のお知らせ

日本の新しい細胞治療の夜明け

2月16日 再生医療委員会においてNクリニックと本町Nクリニックの変形性膝関節症に対する新しい脂肪由来幹細胞治療が承認されました。日本で初めての承認となります。これから近畿厚生局に申請して承認を待ちます。順調に申請が通れば3月末から4月初めにはその治療を開始できる見込みです。正式に承認されればホームページにも詳細をアップロードさせて頂きます。
この治療は、今までの幹細胞治療で効果が無かった患者様への治療として十分期待できる治療法です。ある意味この方法をしなかったから結果がついてこなかったと言えます。我々が今まで取り組んできた、変形性膝関節症に対する体外衝撃波治療やAPS療法と体外衝撃波治療の組み合わせ療法がヒントとなってこの治療法を進めることになりました。ひょっとすると向こう10年以上にわたり人工関節置換術をしなくても済むかもしれないといういわゆる夢の治療になる可能性があります。この治療で日本の細胞治療が大きく前進すると確信しています。
しかしながら値段もそれなりにやや高額となります。ただしその値段に似合った内容の治療になると確信しております、是非期待してお待ちください。

また岸和田での症例数が30例を超えましたので、キャンペーンは終了となります。
このキャンペーン期間中に、当院で幹細胞治療を受けられた患者様が、もし次の新しい手法の細胞治療(膝に限り)を受けられる場合は、その治療費を少し減額して提供させて頂きます。キャンペーンにご協力頂いた感謝の気持ちです。お陰様で当院の細胞治療は次のステップに進むことができました。ご協力頂きありがとうございました。

2024.02.13

国際ジャーナルであるapplied sciences に 中里の論文が掲載されました。

「重症度の高い変形性膝関節症に対するAPS療法(自己蛋白質溶液)と体外衝撃波療法の組み合わせ療法」について、国際ジャーナルであるapplied sciencesに当院理事長の中里の論文が掲載されました。
変形性膝関節症に対する治療は、関節内にPRPや幹細胞を入れるだけでは不十分です。軟骨下骨の病態にまで対応してこそ症状や病態が改善されます。
他院で高額な幹細胞治療を受ける前にまずは当院で、APS療法と体外衝撃波療法の組み合わせ治療を受けてみて下さい。
来院お待ちしています。

重症変形性膝関節症に対するAPS療法と体外衝撃波療法の併用療法

中里 伸也、熊井 司、三岡 智規、寺村 岳史、赤木 將男

概要

変形性膝関節症 (OA) は、生体力学的、炎症性、および免疫系要因の影響を受ける多面的な代謝障害である。自家蛋白溶液(APS)療法と体外衝撃波療法(ESWT)は、軽度から中等度の膝OAの治療に有望であることが示されているが、それぞれ個別に行った場合、重症度の高い膝OAの場合に対する有効性は限られている。そこで、重症度の高い膝関節OAに対するAPS療法とESWTの併用療法の効果を検討した。2019年12月から2022年11月までに磁気共鳴画像法(MRI)で骨髄病変(BML)と関節水腫や滑膜炎が検出されたケルグレン・ローレンスグレード(KL)4の膝OAの24例(膝33例)を対象とした。すべての患者は、APS注射の前にESWTセッションを受けた。この研究には、APS + ESWTグループで20の膝が含まれ、APS単独グループで13の膝が含まれた。両群の膝に、損傷と変形性関節症のアウトカムスコア(KOOS)を、APS注射前、3か月後、6か月後で評価した。さらに、投与前から3か月後(Pre-3M)と3か月後から6か月後(3-6M)で、APS + ESWTグループとAPS単独グループの平均KOOS変化を比較した。Pre-3Mでは、2群間で平均KOOS変化に有意差は認められなかった。しかし、3-6Mでは平均KOOS変化で有意な変化が認められた(p < 0.05)。重症度の高い膝OAに対するAPS療法とESWTの併用療法は、APS療法単独よりも効果的で耐久性が高かった。これにより、重症度の高い膝OAに対してもAPS療法とESWTの併用療法は期待できる方法である。

論文について詳しくはこちら

中里伸也

2024.01.17

日本関節病学会誌に当院理事長の論文が掲載されました。

2023年12月の日本関節病学会誌に当院理事長の論文が掲載されました。

詳しくはこちら

2024.01.01

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
昨年はNクリニックグループにおいて大きな伸展がございました。より多くの方に、Nクリニックが行っているスポーツ医療やリハビリテーション、体外衝撃波治療や再生医療を受けて頂くために5月に大阪本町に分院である本町Nクリニックを開院することができました。多くの方々にお祝いや応援の言葉を頂いたことをこの場をお借りして御礼申し上げます。
本町Nクリニックではスポーツ医療と変形性関節症の治療を得意とする三岡院長をはじめ、変形性関節症の大家である赤木先生やスポーツ医療や体外衝撃波治療の大家である熊井先生を迎え、それ以外でもスポーツ医療や関節症のトップドクターが集結しました。
まだ半年程度しか経過しておりませんが、それぞれのドクターの特徴を生かした診断や治療で多くの患者様やスポーツ選手のお役に立てていると、各方面から多数の喜びの声を頂いています。
我々は、派閥や大学に拘りなく 多くのドクターやエキスパートが集結して、より多くの医療機関と連携をとりながら、患者様やアスリートの為により確実な診断やより良い治療を提供できるようにして参ります。
スポーツ医療においては、トッププロからジュニアアスリートや健康志向のスポー愛好家までお役に立てるようにそれらのドクターの知識や技術を結集しつつ、またリハビリや体外衝撃波治療や再生医療においても、常に世界基準の新しい治療方法を取り入れて行きます。そしてトップアスリートに対するスポーツ医療の技術を一般の患者様にも提供させて頂ければと思っております。
どうぞ今年も本町Nクリニックの動向に注目してください。そして今まで通り岸和田Nクリニック本院、PEP大阪及びPEP治療院といったNクリニックグループをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2024年 元旦
Nクリニックグループ 代表 中里伸也

2023.12.18

Coolief疼痛管理用高周波システムが本町Nクリニックで保険適応として治療できるようになりました。

2023.12.01

年末年始休診のお知らせ

誠に勝手ながら、12月29日(金)~1月4日(木)まで休診とさせていただきます。

1月5日(金)から通常診察を開始いたします。

大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解の程宜しくお願い致します。

2023.11.20

股関節痛や股関節周囲のひっかかり感に対するリハビリテーションと体外衝撃波治療

股関節痛や股関節の引っかかり感があり、医療機関を受診したら変形性股関節症大腿骨頭壊死症股関節インピンジメント症候群股関節唇損傷或いは弾発股と診断されることがあります。治療としては初期であれば投薬、それでも治らなければ手術を勧められるかもしれません。手術の種類は、関節鏡視下手術、重症度が高ければ骨切り術や人工関節置換術を勧められるでしょう。特に大きな病院で診断を受けると、保存的療法のバリエーションが少ないので、痛みを強く訴えたら「治すには手術しかないですね!」と、病態の程度に関係なく手術を勧められるドクターも残念ながら時々見受けられます。しかし投薬以外に、するべき保存的療法はたくさんあります。手術をしなくても痛みが改善する治療法はたくさんあります。特に末期の変形性股関節症なら最終的に人工関節置換術が必要なことがありますが、今は手術ができないという方、或いはそこまで重症度が高くない方にとってやってみる価値のある治療方法があります。それはリハビリテーションと体外衝撃波治療です。当院では特にリハビリテーションと組み合わせて体外衝撃波治療を行っています。
変形性膝関節症半月板損傷対する体外衝撃波療法はある程度認知されて来て、その治療効果を求めて多くの患者様がクリニックに来院されては、治療効果を実感されています。実はその体外衝撃波療法は股関節にも有効です!上記の様な疾患名を診断されたなら、手術を勧められるかもしれませんが、一度当院でリハビリや体外衝撃波治療を受けてみてはいかがでしょうか?
保存的療法で一番重要なのはリハビリテーションであることは言うまでもありません。病態が進んだ結果症状が出てくるという事実はまず理解する必要があります。股関節は、臼蓋という骨盤側の受け皿と大腿骨頭という大腿骨側の頭の部分からなる関節です。その骨頭の中心が何らかの理由により臼蓋の中心にいられなくなって、つまり求心位が保てなくなった結果、様々な病態が起こって来ます。生まれつき臼蓋が浅く求心位が取り難く、変形しやすい臼蓋形成不全の方もいます。多くは股関節の前方と外側の筋肉が強く引っ張られ過ぎて、内側や後方の筋肉が耐えきれなくなって、真ん中からずれることにより起こることが多いです。ですから、強すぎて硬くなった外側と前方の筋肉をできるだけ柔らかく、またその筋肉に負けないインナーマッスルである外旋筋群や腸腰筋や内転筋や臀筋群やハムストリングスを鍛えることが、非常に重要です。リハビリテーションの目的はそこにあります。つまり症状を改善させるだけでなく、症状発症に至ったバランスの悪さを改善させることにあります。変形が強いといわれている中でも、リハビリだけで症状の改善が得られる場合もあります。ところが、いくらリハビリを行っても、組織の破綻を来たした結果として炎症が起きていると、いくら時間をかけてリハビリを行っても症状が改善しない場合があります。リハビリをしても改善の余地がない場合は治療方針を切り替えることも考慮してした方が良いでしょう。
今まで投薬やリハビリで改善しなかったらすぐに手術と言われていたかもしれませんが、そう言うドクターを庇う訳ではないですが、それを補う方法がなかったので、しょうがなかったのです。
股関節に対する体外衝撃波治療は今までにない治療効果を期待することができます。末期の股関節症があるとか、大腿骨頭壊死があると診断されて怯まないでください。その診断を受けた方の股関節痛は良くなる可能性は十分にあります。コロナの重症化などのためにステロイドを使用した方、お酒の飲みすぎで大腿骨頭壊死症と診断された方でも、初期のものであれば体外衝撃波が効果が期待できます。また壊死が進行していてもその周りの骨髄浮腫に照射することで、痛みを緩和させることができます。多くの股関節疾患でその効果が証明されています。その場合でもリハビリと組み合わせることをお勧めします。
ところがこの股関節に対する体外衝撃波治療は誰でも効果的に照射できるかというとそうではありません。照射する部位によって全く効果が異なってきます。ということは、照射技術あるいは照射方法を熟知していない治療家が行っても良い結果を導けないかもしれません。そのために正しく行われていなかったら、治療効果がないと思われるかもしれません。また体外衝撃波といって拡散型の圧力波を使用して治療効果がないと思っている人がいるかもしれません。股関節は特に深い部位に照射しなければならないので、整骨院に置いてある様な、いわゆる拡散型の圧力波では効果が期待できません。集束型の衝撃波であるかどうかも確認してください。ですから照射する側も照射を受ける側も、治療方法や治療機器が正しくなされているかをしっかり調査することが、体外衝撃波の治療の成功に近づく方法でもあります。

股関節に対しても膝関節と同様に、痛みを取るだけではなく、その持続期間を伸ばしたり、水種の軽減をしたり、或いは組織の修復や再生を促す再生医療との組み合わせ治療も効果があることが少しずつわかって来ました。当院ではAPS(自己蛋白質溶液)やMSC(幹細胞療法)と体外衝撃波との組み合わせ治療で優れた効果を見出してきました。
体外衝撃波だけでは物足りない或いはもっと良くしたいと思われる方は是非ご相談下さい。

一方で変形の程度が強く、のちに手術を考慮している場合、或いは元気なうちに手術をしてでも治療したいという方もいらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。股関節の変形は場合によっては進んでいくと手術の難易度が増して、手術の成績に影響を及ぼすことがあるので、手術のタイミングも逃さないようにすることも重要です。合わせて相談に乗りますので遠慮なく診察を受けてください。

2023.10.31

幹細胞治療の開始

長らくお待たせしました。ついに11月から本町Nクリニックでも幹細胞治療を開始します。
値段は岸和田と同様で当初は始めます。岸和田本院でも膝関節及び股関節でも合計で20例以上行いましたが、短期の結果では概ね良好な結果が出ています。もちろん全ての症例で劇的な効果が得られているわけではございません。効果的には股関節より膝関節の方が良く、今まで行ってきているAPSに比べると効果や改善している期間が長い印象です。改善するパワーというか切れ味はAPSに比べて圧倒的に優れている印象です。その分値段も高いですが!特に我々は幹細胞治療に体外衝撃波治療を組み合わせているので、他院での幹細胞治療で効果がいまいちだった患者様でも効果が期待できるかもしれません。ちなみに幹細胞治療と体外衝撃波の組み合わせ治療を膝関節や股関節に行っているのは、日本でもNクリニックと私が体外衝撃波の技術指導に行ったお茶の水セルクリニックのみです。
最近 体外衝撃波の効果に影響を与えるMRI所見が判ってきました。その所見があれば体外衝撃波だけでは効果が少なく、APSや幹細胞治療を組み合わせることで治療効果が期待できると思われます。
当院では1億セルでカネカの提供するセルポートクリニックと併設の培養施設による厳正な管理下で行われた良質な細胞を提供しております。質も量もも最高峰の内容となっております。岸和田本院と本町合わせて30例までを120万円(税別)の所90万円(税別)で行っております。股関節は一部位に付き5万円アップです。また両膝 、両股関節 膝と股関節といった形で最高2部位まで2億セルまで1回に提供可能です。値段はより低く設定しています。ご希望の或いはご相談があれば、是非 岸和田及び本町Nクリニックで中里の診察を受けてください。
当院での治療費用は破格だと思われますが、費用自体は大変高額な治療となっています。確実に100%の方に効く治療ではございません。今より過ごしやすくなるでしょうが、変形が強ければ強いほど効果が少なくなってしまいます。そのこともしっかりと理解して治療を受けるようにしてください。

2023.09.19

休診のお知らせ

10月7日(土)の診察は祭礼のため休診とさせていただきます。

ご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2023.09.06

お茶の水セルクリニックのyoutubeチャンネルで当院の院長が紹介されました。

お茶の水セルクリニックは、東京大学と提携して、細胞治療やPRP療法など再生医療を数多くされている日本でもトップクラスのクリニックです。
当院院長が、体外衝撃波の治療の指導に行ったクリニックで、日本では再生医療と体外衝撃波の組み合わせ治療を行っている数少ない医療機関です。
再生医療について、当院院長もお茶の水セルクリニックで細胞治療を受け、多くを学ばせていただいています。関東圏の方は是非お勧めの医療機関です。

詳しくはこちら

2023.09.05

休診のお知らせ

9月15(金)午後の診察・9月16(土)の診察は祭礼のため休診とさせていただきます。

9月15(金)の午前中は通常通り診察を行っております。

ご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

2023.08.28

体外衝撃波と拡散型圧力波の違い及び照射を受ける際の注意点

まず 世の中に出回っている衝撃波治療機器は2種類あって一つは集束型衝撃波でターゲットに向けて圧力波が集まるドクター主導で治療されるものです。あと一つは拡散型の圧力波というもので、出力は手前が一番高くターゲットに当たる時には減衰するタイプのものです。日本では特に前者の衝撃波と後者の圧力波は、はっきりと区別されています。皆様に注意して頂きたいのは一部の医療機関や整骨院に置いている拡散型圧力波を「体外衝撃波」と謳って治療していることがあるということです。特に大リーグエンジェルスの大谷選手が衝撃波を使っていると言われている様ですが、実際に使用されているのは拡散型の圧力波です。集束型の衝撃波はドクターが或いはドクターの指示のもとしか治療できませんので、整骨院に置いているのは100%圧力波ということになります。
だからと言って拡散型圧力波の効果が全くないわけではありませんし、集束型衝撃波が全ての疾患に効果的であるわけでもありません。一般的には骨や関節や靭帯や腱に対しては集束型体外衝撃波が効果的で 難治性足底筋膜炎は保険適応となっているほどエビデンスがしっかりしています。一方 筋膜性の腰痛や肩こりや筋の癒着による関節拘縮や肉離れや筋挫傷などの筋肉系の疾患に対しては拡散型圧力波で優れた結果が報告されています。重要なことは部位や治療目的によってそれらを使い分けることです。残念ながらそれらの治療機器、特に集束型衝撃波は非常に高額な医療機器となっており、エビデンスがしっかりあって国際衝撃波学会で認められた疾患が多くあるにもかかわらず、日本ではなぜか保険適応となっている疾患が少ないので置いている医療機関が少ないのが現状です。代わりに圧力波を置いている医療機関も少なくありません。
出力においても集束型衝撃波と拡散型圧力波は全く違うので当然効果も全く違います。衝撃波と思って治療を受けたが全く効果がなかったということを患者さんから最近非常に多く聞きますが、その多くの場合、圧力波を衝撃波と謳って治療しています。当然効果はないですよね。効果がないと決めつける前に果たして本当に集束型の衝撃波で治療を受けたかどうかを確認してみてください。
あと一つ注意しなくてはならないことは、特に集束型の衝撃波治療は、施術者の技術にも影響を大きく受けます。経験のない施術者とエキスパートな施術者では照射の方法に違いがあり当然 結果も変わってきます。集束型の衝撃波を受けても適切な部位に適切な量のエネルギー照射がされていない可能性があります。照射経験が多いしかも効果について常にフィードバックしている医療機関とそうでない医療機関では、その効果に大きな違いが出てくるので、医療機関選びには十分留意して頂きたいと思います。当院では日本衝撃波研究会の認定を受けたスタッフが多数在籍しており、その治療効果の講習や技術的な研鑽を積んでおります。
また世界的に認められているが、保険適応となっていない疾患に対しても、当院独自の治療経験により、優れた治療結果を生み出してきました。

また鎮痛作用だけを希望される方は要注意です。以前にも注意喚起した様に病的に増殖した自由神経終末を破壊することによる鎮痛作用の即時効果と新生血管ができて組織修復作用が得られる長期の効果には時間差(タイムラグ)があります。痛みが軽減したからってすぐに無理すると病態が悪化することがあるということを十分と理解する必要ありますのでご注意ください。
どうぞ 皆さん 圧力波と衝撃波の違いにご注意して頂き、また医療機関選定にも十分留意して この素晴らしい治療機器の効果を実感してください。
皆様の来院をお待ちしています。

2023.08.08

日本関節病学会から論文の原稿が採択されました。

詳しくは下記よりご覧ください。

詳しくはこちら

2023.07.14

当院院長がOSAKA SPORTS GROOVE・舞洲プロジェクトのインタビュー特集企画に掲載されました。

当院院長が舞洲に拠点を置くプロスポーツ3チーム、大阪エヴェッサ、オリックス・バファローズ、セレッソ大阪で働くクラブスタッフへのインタビュー特集企画「舞洲を支える人々」のメディアに掲載されました。

詳しくはらこちら

twitterはこちら

2023.06.30

国際衝撃波学会(ISMST)参加の為の休診のお知らせ

7月20日から23日まで本院の中里院長が、韓国大邱で行われる国際衝撃波学会(ISMST)で発表するため岸和田本院及び本町分院が休診となっております。
どうぞご理解の程よろしくお願い申し上げます。

2023.06.19

本町Nクリニックの凄腕ドクターのご紹介

赤木先生は特にCoolief を本町Nクリニックで担当してくれます。
熊井先生は扁平足や外反母趾など軽い足の障害から、手術に至る様な重度の変形性足関節症や足のスポーツ障害を診療してくれます。
前先生は肩や膝の関節鏡手術やスポーツ障害の診療をしてくれます。
その他 専門のドクターが多数在籍しており、大阪メトロの御堂筋線四ツ橋線 中央線の本町駅直結で非常にアクセスしやすくなっています。
岸和田では、診療の待ち時間が長い中里院長も、本町であまり待ち時間がなく診察を受けることができます!
長年 大阪労災病院スポーツ整形外科の部長であった田中先生や、りんくう医療センター時代から人工関節で有名であった薮野先生も、本町に診察に来られています。
受診希望或いは岸和田から本町に転院希望の方は紹介状をお書きしたり、予約をお取りすることができるので遠慮なく申し付けください。

2023.06.15

夏季休暇のお知らせ

誠に勝手ながら下記の期間を当院の夏季休暇とさせていただきます。

●7月20日(木)から7月23日(日)
7月24日(月)から通常診察を開始いたします。

●8月13日(日)から8月16日(水)
8月17日(木)15:30~通常診察を開始いたします。

大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解の程宜しくお願いいたします。

院長

2023.06.09

常勤理学療法士 求人のお知らせ

当院では常勤理学療法士の求人を行っております。

くわしくはこちら

2023.05.30

5月15日 本町Nクリニックオープン!!

5月15日にNクリニックの分院である本町Nクリニックが大阪市西区の本町駅直結のオリックスビルの2階にオープンしました。
中里院長は今まで通り岸和田での診療を行いますが、水曜日の午後と土曜日は本町Nクリニックで診療を行っています。岸和田での治療とほぼ同じ内容のものが受けることができます。ゆっくりと診療を受けたい、或いは本町の方が便利である方はどうぞ本町Nクリニックにお越しください。
尚、岸和田での治療の引き続きを本町で受けたい方は、診療情報提供書を作成いたします。遠慮なく申し付け下さい。
尚、本町ではMRIやCT撮影は外注で、再生医療は現在申請中です。
本町分院及び岸和田本院のNクリニックを引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。

院長 中里伸也

2023.04.14

リハビリ助手求人のお知らせ

当院ではリハビリ助手の求人を行っております。
詳しくはこちら

2023.04.14

ゴールデンウィークの休診日のお知らせ

ゴールデンウィークの5月3日(火)~5日(金)の間は休診日となります。
よろしくお願いいたします。

2023.04.04

ホームページを公開しました。

ホームページを公開しました。

こちらで新着情報を発信してまいります。

2023.02.28

「変形性膝関節症および変形性股関節症への脂肪幹細胞」が近畿厚生局にて許可されました。

本日(2023/2/28)「変形性膝関節症および変形性股関節症への脂肪幹細胞」が近畿厚生局にて許可されました。
委員会での認定番号はNA 8200002で 近畿厚生局での計画番号:PB5220064となっております。

適応は以下の通りです。
適応疾患:変形性膝関節症ならびに股関節症
適応条件
1)18歳以上
2)文書同意が得られた患者
3)癌罹患者および治療中でないもの
4)HIV等に罹患していないもの
5)コントロール不良の虚血性心疾患、糖尿病、精神疾患を罹患していない者
治療費⽤は下記のとおりです。
【診察料+⾎液検査(税込)】 診察料3,300 円(診察のみの場合) ⾎液検査14,300 円(注3,300 円の初診料も込みの⾦額です)
【施術料(税込)】モニター価格として、治療前、治療3か月後、6か月後、12か月後のアンケートに協力していただける方に限って
1. 3000万個   70万円・75万円(90万・95万)
2. 3000万個×3回    130万円・145万円(160万175万)
3. 1億個      90万円・95万円(120万・125万)
( )内はモニター価格ではなく通常価格です。モニター価格は膝関節30例、股関節30例までとさせていただきます。
カネカという一流企業が手掛けるバイオマスター社の1億セルが膝関節に対して90万円(税別)というのは非常にリーズナブルだと思われます。是非この機会に再生医療を受けてみてください。
また当院では幹細胞治療と体外衝撃波との組み合わせ治療をお勧めしています。
体外衝撃波の治療は組み合わせ治療を受けられる方に限って、初回から1万円(税別)となっております。
相乗効果があることが報告されています。他院での再生医療に効果がなかった方も是非、当院で再生医療と体外衝撃波の組み合わせ治療を受けてみてください。

詳しくはこちら

Nクリニック 院長 中里伸也

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