なぜ治らない？慢性腰痛の原因と治し方

慢性腰痛とは、腰の痛みが長期間続く状態を指します。
腰に明らかな原因があるケースや原因となる異常が見つからないケースとがあります。
長く腰痛にお悩みの方、腰痛が治ったり再発したりを長く繰り返している方は、お気軽に当院にご相談ください。

腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症・すべり症、椎間関節症、変形性腰椎症、脊椎側弯症、骨粗しょう症などを原因とするケースです。
これら疾患の治療を行うことで、腰痛の改善が期待できます。

レントゲン検査、超音波検査、MRI検査などを行っても、はっきりとした原因を特定できないケースです。
ストレス、不良姿勢、神経過敏などが要因になっている可能性を疑います。

慢性腰痛の症状主となるのは、長期間続くまたは繰り返す腰の痛みです。

慢性腰痛の診断と検査問診や触診の上、レントゲン検査、MRI検査などを行い、診断します。

原因となっている各疾患に応じた治療を行います。治療では、薬物療法、装具療法、リハビリテーション、注射療法、手術などを行います。
手術が必要になった場合には、速やかに専門医療機関・病院をご紹介いたします。

ストレスに起因する場合には、そのストレスを回避・除去することが大切です。

慢性腰痛の予防は？原因となる疾患は多岐にわたりますが、予防においては共通する部分も多くなります。

重いものを持つ、猫背などの不良姿勢はできるだけ避けます。

腰だけでなく、全身の柔軟性、筋力を高めることは、脊椎の疾患の予防につながります。
筋力トレーニングは、高負荷なものでなくて結構です。ケガの予防のためにも、腹筋や背筋を中心に、負荷の小さいものから始めましょう。

カルシウムの摂取、適度な運動は、骨粗しょう症の予防になります。
カルシウムの吸収を助けるビタミンDの合成のための、適度な日光浴もおすすめです。