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2026.01.13

MAGNETOLITH(体外磁気伝達療法:EMTT)の本格導入のご案内

昨年10月に一時試験的にMAGNETOLITH (体外磁気伝達療法:EMTT)が試験導入されていましたが、検証の結果その有効性が高いことが分かりましたので、この2026年1月から岸和田本院に本格導入することになりました。
以下に、EMTT(体外磁気伝達療法)の説明をします。

EMTT(体外磁気伝達療法)とは?(患者向け)

EMTTは、体の外から磁気の力を使って、関節や筋肉、腱の痛みをやわらげ、動きを改善することを目的とした治療です。
皮膚を切ったり、注射をしたりすることはなく、ベッドに横になって受ける非侵襲的な治療です。
海外では、ひざの変形性関節症や慢性的な腰痛、肩の痛みなどに対して、痛みや日常動作の改善が報告されています。

EMTTの主な対象疾患
  • 変形性膝関節症(ひざの痛み・こわばり)変形性股関節症(股関節の痛みや硬さ)、変形性足関節症(足関節の痛みや硬さ)
  • 肩の痛み(腱の付け根の痛みなど)
  • 慢性的な腰痛
  • 長引く筋肉や関節の痛み
EMTTの治療回数・期間の目安

海外の研究では、

  • 週1回または週2回
  • 4〜8週間(合計4〜8回程度)

1回につき4000-8000(6,000)回の刺激
という治療スケジュールが多く使われています。
症状や痛みの範囲に応じて、回数や頻度は調整します。

集束型体外衝撃波治療(ESWT)と体外磁気変換療法(EMTT)の 併用療法について

集束型体外衝撃波治療(ESWT)は、痛みの原因となっている部分をピンポイントで刺激する治療です。
EMTTは、その周囲の筋肉や関節を広く整える治療です。
この2つを組み合わせることで、

  • 痛みの強い「原因部分」
  • その周囲の「動きやすさ・回復環境」

の両方にアプローチすることを目指します。

併用療法の主な対象
  • 肩の腱の痛み(腱板障害など)
  • 長引く腱の痛みで、1か所だけでなく周囲も硬くなっている場合
併用療法の治療回数・期間の目安

海外の研究では、

  • 体外衝撃波治療:2週間おきに計3回
  • EMTT:週2回 × 約4週間

という組み合わせが多く用いられています。

医療者向け詳細

EMTT(Extracorporeal Magneto-Transduction Therapy)

対象疾患(RCT等で報告あり)
  • 変形性関節症(膝、股関節、足関節)Knee osteoarthritis, Hip osteoarthritis, Ankle osteoarthritis
  • 肩関節周囲炎Shoulder enthesopathy / 腱板損傷rotator cuff-related pain
  • 慢性腰痛Chronic low back pain(spinal osteoarthritis / 非特異性腰痛non-specific LBP)
使用プロトコル(報告例)
  • Magnetic flux density:最大 約80 mT
  • Frequency:3–8 Hz
  • Pulses:4000-8000(6,000) pulses / session
  • Session time:約10分
  • Frequency:
    o 週1回 × 8回(8週間)
    o または 週2回 × 8回(4週間)

RCTでは、疼痛スコア(VAS/NRS)および機能スコアの有意な改善が報告されている。

focused ESWT(集束型体外衝撃波)とEMTT の併用療法
主なエビデンス領域
  • Rotator cuff tendinopathy
    (ESWT+EMTT vs ESWT+sham EMTT のRCT)
focused ESWT(報告例)
  • Device:Duolith SD1
  • Energy flux density (EFD):約0.25mJ/mm²
  • Pulses:2,000 shocks / session
  • Frequency:4 Hz
  • Sessions:計3回(2週間間隔)
EMTT(併用時)
  • Intensity:最大 約80 mT
  • Frequency:3 Hz
  • Voltage:最大 30 kV
  • Session time:10分
  • Frequency:週2回 × 計8回
安全性
  • 重篤な有害事象の報告なし
  • 一過性の紅斑・軽度皮下出血がみられることはあるが、24時間以内に消失
臨床的な使い分けの考え方<
EMTT単独

広範囲の痛み、慢性痛、変性疾患、筋緊張や可動域低下が主体

ESWT+EMTT併用

明確な圧痛点・腱付着部・局所病変があり、周囲環境の改善も必要な症例

補足

※治療効果や必要回数には個人差があります。
※当院では診察・評価のうえ、最適な治療方法をご提案します。
※本治療は自由診療です。

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