新年あけましておめでとうございます。
昨年はパリオリンピックやワールドカップやプレミア12などで野球を始めサッカーやバスケットボール、ゴルフや卓球の日本のアスリートの活躍が目立ってきました。またバレエやダンスにおいても日本のアスリートの活躍が目立ってきました。幼少時からスポーツに取り組む姿勢や国家レベルでスポーツ教育やサポート体制が徐々に実を結びつつある結果でありとても素晴らしいことです。
　その一方で、幼少期からの過度な身体への負担によるスポーツ傷害が増えてきていることも確かなことです。今まで多くのアスリートの診療に携わってきましたが、年々　スポーツ傷害の低年齢化があります。
　一方で、寿命が長くなることで運動器つまり関節など骨格にかかる負担が多くなってきている傾向があります。
　我々はジュニアアスリートからプロレベルのトップアスリートまで、そして高齢者のスポーツに関わっていない方までの運動器疾患を、世界レベルの医療で提供できるよう取り組んでおります。また保険診療はもちろんのこと、よりエビデンスレベルの高い体外衝撃波治療や再生医療などの自由診療も提供しております。昨年開始した変形性膝関節症に対するMSCの骨内及び関節内投与と体外衝撃波治療の組み合わせ療法は予想通り高率で良い結果となっております。
アスリートはより選手寿命を長く高いレベルで戦えるよう、高齢者は運動器疾患における健康寿命をより長く延ばせるように研究や診療を進めております。
今年もNクリニックグループに期待してください。そして多くの患者様やアスリートの生活が充実して送れるように、できる限り寄り添って関わって参ります。どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。

2025年元旦　Nクリニックグループ代表　中里伸也