整形外科

当院の整形外科の特徴

当院の整形外科の特徴一般の整形外科で診る疾患(腰痛や肩こり、骨折、脱臼など)に対しては、リハビリテーションによって自己治癒能力を高める治療をメインとしています。必要に応じて、内服薬や注射、体外衝撃波や再生医療を行うことがあります。
手術が必要な患者様には他医療機関へ紹介します。その後のリハビリは当院で行うなど、連携を取り続けながら治療を受けていただくことが可能です。MRIやCTの検査は「梅田東画像センタークリニック」と提携して行っております。また、希望する病院などあればそちらと連携させていただきます。
ただし当院では、治療方針の違いから交通事故の自賠責保険は対応していません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

豊富な経験を持つ各分野の専門医師が多数在籍

当院には整形外科の各分野のエキスパートである医師が多数所属しています。
院内では盛んな意見交換を行っています。その結果、多角的な視点での治療を提供することができます。

体外衝撃波治療

「体外衝撃波治療」大阪府内では珍しく、体外衝撃波治療機器を導入しています。体外衝撃波治療とは、衝撃波を活用した治療法で、腎臓結石の破砕や足底腱膜炎の治療でよく用いられています。当院では自費診療の扱いとなりますが、足底腱膜炎以外の整形外科疾患を治療するときにも、体外衝撃波治療を選択することがあります。

自身の血液を用いた再生医療「PRP療法」「APS療法(次世代PRP療法)およびGPSⅢ」

自身の血液を用いた再生医療「PRP療法」「APS療法(次世代PRP療法)およびGPSⅢ」多くの患者様やアスリートたちが活用してきたPRP療法を行っています。ご自身の血小板を利用した方法ですので、免疫反応が起こりにくいというメリットがあります。「他院ではなかなか改善できなかった」「すぐに改善して競技復帰したい」という方にお勧めできます。

提携医療機関との密な連携

他医療機関と細やかに連携を取り合っていますので、各専門分野に特化した医療機関へお繋ぎすることか可能です。また、専門外の診療科でも、信頼できる病院・クリニックへ紹介状を出すこともできます。
手術が必要な方には、近隣の医療機関と連携を取りながら診療を進めていきます。

整形外科で対応する症状と疾患

首の痛み(頸椎)

首の痛み(頸椎)

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎は、7つの椎骨で構成されています。このうち、第2~第7頚椎のあいだには、「椎間板」とう組織が存在し、クッションの役割を果たしています。
「頚椎椎間板ヘルニア」とは、この頚椎の椎間板に亀裂が入り、椎間板が頚椎の外へと飛び出てしまい、神経が圧迫される疾患です。後頭部から肩にかけての痛み・痺れを主な症状とします。また、手や脚に痛みを伴うこともあります。
なお頚椎椎間板ヘルニアは、中高年の方によく発症します。これは、加齢によって椎間板が少しずつ変性しやすくなるためです。加齢のほか、スポーツによる日常的な負荷、姿勢の悪さなどが原因になることもあります。
当院では、リハビリテーションを主体とした治療を行っています。リハビリを継続しても症状が改善しない場合には、神経を圧迫するヘルニアを除去する手術を検討します。

変形性頚椎症

「変形性頚椎症」とは、頭部を支える頚椎に負荷がかかることで、頚椎が変形し、脊髄・神経が圧迫される疾患です。加齢、姿勢の悪さなどが主な原因となります。
症状としては、首・肩回り・背中の痛み、肩こり、手指の感覚障害などが挙げられます。感覚障害によって、手先を使った細かな作業が困難になる方もいらっしゃいます。
当院では、リハビリテーションを主体とした治療を行います。症状が改善しない場合には、手術を検討します。

頚椎後縦靭帯骨化症

背骨の中を走る「後縦靭帯」が骨になってしまうことで脊柱管が狭くなり、精髄や神経根が圧迫されて神経障害を引き起こす指定難病です。
糖尿病や肥満、遺伝、カルシウム・ビタミンDの代謝異常、加齢、性ホルモンの異常など、複数の要因が発症に関与しています。症状としては手の痛み・しびれ、及び手先を使った細かな作業の困難などが見られますが、まったくの無症状で発見されるケースも少なくありません。
症状が現れている場合は、カラーによる固定や薬物療法、理学療法などが選択されます。

しびれ(脊椎手術後のしびれ)

脊椎手術後、しびれが必ず消失するとは限りません。またいくらか軽くなったけれど、症状が残ってしまうということがあります。脊椎手術には、ときに不可避的な要素が生じるためです。患者様には、この点をご理解して手術に臨んでいただく必要があります。
当院では、手術後にリハビリテーションを行い、しびれなどの症状が残った場合でも、できる限り改善できるようサポートいたします。またそのほか、薬物療法や手術による症状改善が可能ですが、場合によっては「症状を受け入れながら生活していく」という選択も必要です。気にしすぎることで、実際に感じる症状が強くなるというケースも見られます。
なお当院では、他院で受けた手術後のしびれの改善にも対応しております。その場合は、手術先からの紹介状をお持ちくださいますよう、お願いします。

肩の痛み

肩の痛み

五十肩(肩関節周囲炎)

骨・筋肉・腱・靭帯・関節包・滑液包といった組織で構成される肩関節で炎症が生じ、痛み、可動域の狭まり(肩を広く動かせない・回せない)などの症状が見られる状態です。
当院では、薬物療法、ヒアルロン酸の注射治療、体外衝撃波治療、再生医療、リハビリテーションなど、さまざまな治療法に対応しております。

肩こり

肩・首・背中にこりが生じ、痛み・だるさ・重さなどを感じる状態です。そのほか、頭痛、めまい、手のしびれなどの症状を伴うこともあります。
主な原因は、肩回りの血流の低下です。長時間のデスクワークをしている方、普段から姿勢が悪い方、ストレスの多い方、冷え性の方、運動不足の方は、肩こりのリスクが高いと言えます。
当院では、リハビリテーションによる肩こり治療を行っています。対症療法に加え、原因を探りながら、その根本的改善を目指します。

石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)

「石灰沈着性腱板炎」とは、肩甲骨から上腕骨にある「腱板」に石灰物質が蓄積・付着する疾患です。
肩関節の可動域の狭まり、痛みなどの症状が見られます。
全体の約8割を中年女性が占めていますが、そのような偏りが生じる原因については、はっきりしたことが分かっていません。
ステロイド注射や鎮痛剤を用いた薬物療法に加え、リハビリテーションを行うのが有効です。また当院の場合には、体外衝撃波治療にも対応しております。

腱板損傷

スポーツや肉体労働での肩の酷使、外傷などによって大きな負荷が生じ、腱板が損傷した状態です。
痛みは強く、少し動かすのもつらくなります。また、特に夜間にひどく痛むため、そのことで目を覚ましてしまうという方もおられます。水が溜まるようになると、安静にしていても痛むようになります。
当院では、肩関節への注射療法、薬物療法、リハビリテーションなどを行います。また、体外衝撃波治療にも対応します。
これらの治療で十分な効果が得られない場合には、手術を検討します。

投球障害肩(野球肩)

野球やソフトボールを行う際の投球動作を主な原因として、肩に生じる痛みの総称です。そのほか、バレーボールでのアタック、テニスのサーブなどが原因になることもあります。
病態に応じて、インピンジメント症候群、腱板損傷、リトルリーグショルダー(上腕骨骨端線離開)、ルーズショルダー(動揺肩、動揺性肩関節症)、肩甲上神経損傷などに分類されます。
当院では、物理療法、体外衝撃波治療、PRP療法、リハビリテーションなどによる治療を行っています。

肘の痛み

肘の痛み

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

手首、肘を動かしたときに、肘の外側が痛みます。テニスのショットやゴルフのスイング、仕事・家事における特定の繰り返しの動作などを主な原因とします。
当院では、薬物療法、PRP療法、体外衝撃波治療、リハビリテーションなどに対応し、患者様の病態に合わせた、適切な治療を行って参ります。

投球障害肘(野球肘)

野球などでボールを強く投げる動作を繰り返すことで発症します。肘の内側や外側に、痛みを伴います。
治療では、リハビリテーションが主体となります。また医師の指示があれば、投球・練習は中止し、ご自宅でもできる限り患部の安静を保ちます。当院ではそのほか、体外衝撃波治療や再生医療にも対応します。

上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)

投球動作、ゴルフスイングなどを繰り返すことで、肘の内側が痛むようになります。また、仕事・家事における特定の動作の繰り返しが原因になることもあります。
当院では、薬物療法、PRP療法、体外衝撃波治療、リハビリテーションなど、幅広く対応しております。患者様の病態やライフスタイルに応じて、適切な治療を提供します。

肘内障

肘にある輪状靭帯(りんじょうじんたい)と橈骨頭(とうこつとう)が外れかけている、いわゆる「亜脱臼」の状態です。小さなお子様が、大人やお友達に腕を引っ張られたときに発症するケースがよく見られます。
肘の痛み、腕の脱力感などの症状を伴います。小さなお子様の場合は、腕に触られること・腕を動かすことを嫌がるときには、受診するようにしてください。
徒手整復による治療が可能です。レントゲンで関節に問題がないかどうか、確認します。

変形性肘関節症

スポーツや肉体労働での酷使によって、肘の軟骨が擦り減り、変形してしまう疾患です。肘を動かしたときの痛みを主な症状とします。骨棘というトゲが生じ、痛みが強くなったり、安静時にも痛みが出たりといったことが起こります。
治療では、湿布や消炎鎮痛剤を使った薬物療法、リハビリテーションを中心に行います。また、体外衝撃波治療、再生医療を用いることがあります。
骨棘がある場合、骨・軟骨の破壊が進んでいる場合には、手術を検討します。

肘部管症候群

手・手指の酷使、加齢に伴う骨変形、ガングリオン、骨折などを主な原因として発症します。
尺骨の内側を通る尺骨神経が障害され、手の指や薬指のしびれ・変形、手の筋肉の痩せ、手先を使った細かい作業の困難などの症状を伴います。また手指のしびれは、肘を曲げているときに強くなります。
治療では、リハビリテーションを中心に行います。しびれ症状、変形の度合いが強い場合などには、手術を検討します。

手・手首・指の痛み

手・手首・指の痛み

ばね指

「ばね指」は、腱鞘炎のうちの1つです。スポーツ・仕事・家事などにおける手・手指の酷使を主な原因として発症します。
指を曲げ伸ばししたときの痛みや困難、指の引っ掛かる感覚などが現れます。
治療では、薬物療法、注射療法、リハビリテーションを中心に行います。また当院の場合は、体外衝撃波治療も可能です。

母指CM関節症

親指の付け根の関節(母指CM関節)の痛み、動きの悪さを伴います。悪化して亜脱臼状態となり、関節の変形をきたすこともあります。
手や手指の酷使、加齢に伴う軟骨のすり減りなどを主な原因とします。
当院では、薬物療法や注射療法、リハビリテーション、体外衝撃波治療などを行います。これらの治療で十分な効果が得られない場合には、手術を検討します。

へバーデン結節

指の第一関節(DIP関節)の動かしづらさ、背側の膨らみ、痛み、腫れ、赤み、変形などを伴う、原因不明の疾患です。ただ、手指の酷使、加齢、ホルモンバランスの変化が発症に影響しているのではないかと指摘されています。
当院では、薬物療法、物理療法、体外衝撃波治療などを行います。これらの治療で十分な効果が得られない場合、すでに日常生活に大きな支障をきたしている場合には、手術を検討します。

TFCC損傷

前腕骨で作られている関節を支える組織「TFCC(三角繊維軟骨複合体)」が損傷した状態です。ドアノブを回す、ハンドルを回すといった手首を捻る動作に困難・痛みが生じます。
主な原因として、特定の繰り返しの動作、外傷、加齢などが挙げられます。
治療では、サポーターを用いた患部の安静、リハビリテーション、体外衝撃波治療などを行います。また、手術が必要になることもあります。

腱鞘炎

腱を包む鞘である「腱鞘」で炎症が起こっている状態です。手首の親指側の痛みや腫れといった症状が現れ、それに伴い手に力が入らない、物を掴むときに親指側が痛むといったことも起こります。
親指への負荷によって腱が傷つき、腱鞘が腫れることで腱の滑りが悪くなることを主な原因とします。また、女性ホルモンのバランスの変化も、発症に影響すると言われており、女性の場合は妊娠中・更年期での発症が目立ちます。
治療では、注射療法、リハビリテーション、体外衝撃波治療、PRP療法などを行います。

腰の痛み

腰の痛み

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎は、5つの椎骨で構成され、そのあいだには椎間板という組織が存在します。
「腰椎椎間板ヘルニア」とは、この椎間板が椎骨の外へと飛び出し、神経が障害される疾患です。20~40代の男性に好発します。
腰痛や臀部・脚の痛み、しびれ(坐骨神経痛)などの症状を伴います。また、脚に力が入らないようになることもあります。
不安定な姿勢を続ける習慣、腰への負担を繰り返す習慣、重い荷物を上げ下げする動作、腰を捻る動作を原因・きっかけとして発症するケースがよく見られます。
治療では、コルセットなどを用いる装具療法、物理療法・運動療法などのリハビリテーションなどを行います。痛みやしびれが強い場合には、神経ブロック注射も行います。これらの治療で十分な効果が得られない場合には、手術を検討します。

慢性腰痛

腰痛のうち、症状が3カ月以上続いているものを指します。
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症・すべり症、椎間関節症、変形性腰椎症、脊椎側弯症、骨粗しょう症などの疾患が原因になるものもあれば、はっきりとした原因の分からないものもあります。
原因となっている疾患に対する治療、心理的要因の除去、神経過敏の改善などにより、症状を軽くすることができます。必要に応じて、専門的な医療機関をご紹介します。

腰部脊柱管狭窄症

神経・脊髄が通る「脊柱管」が狭くなる疾患です。加齢に伴う椎間板の変性、後方の椎間関節の肥大などを主な原因とします。
神経が圧迫されることで、腰や脚の痛み・しびれなどの症状が現れます。連続して長く歩けないものの、少し休むとまた歩けるようになる間欠跛行は、腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状です。
治療では、装具療法、注射療法、薬物療法、リハビリテーションなどを行います。症状がひどく日常生活への支障が大きい場合には、手術を検討します。

腰椎すべり症

腰の椎骨がずれて脊柱管が狭くなり、神経が圧迫を受ける疾患です。下肢のしびれ・麻痺、間欠跛行、排尿障害などの症状が見られます。
主な原因として、加齢に伴う椎間板の変性、先天的異常などが挙げられます。
治療では、コルセットなどを用いた装具療法、注射療法、薬物療法、リハビリテーションなどを行います。
神経・脊髄の圧迫が重度の場合には、手術を検討します。

変形性腰椎症

主に加齢によって椎間板・腰椎が変形してしまう疾患です。腰痛、腰部のだるさ・重さ、足の痛み・しびれといった症状を伴います。腰部脊柱管狭窄症を合併し、間欠跛行、排尿障害、便秘などの症状を伴うこともあります。
当院では、コルセットを用いた装具療法、注射療法、装具療法、リハビリテーションなどの中から、患者様に合った治療を提供します。

股関節の痛み

股関節の痛み

変形性股関節症

股関節の軟骨が擦り減り、関節が変形する疾患です。
股関節の痛み、可動域の狭まりなどの症状から始まり、悪化すると立ち座り・靴下の脱ぎ履きといった簡単な動作が困難になります。関節を動かしたときだけでなく、安静時に症状が現れることもあります。
全体の8割以上が、寛骨臼(かんこつきゅう)の形成不全を原因として発症します。また、肥満、重い荷物の上げ下げ、長時間の立ちっぱなしなども、発症に影響するものと考えられます。
治療では、リハビリテーション、体外衝撃波治療、再生医療などを行います。また場合によっては、骨切術や人工関節置換術といった手術が必要になることもあります。

仙腸関節障害

脊椎の最下部にある「仙腸関節」が障害され、腰、臀部、股関節、鼠径部などに痛みが生じる疾患です。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症と似た症状を持つため、正確な診断が求められます。
治療では、薬物療法、リハビリテーション、体外衝撃波治療などを行います。

鼠径周辺部痛症候群(グロインペイン)

キック・ランといった動作の繰り返し、股関節の可動域制限、筋力や柔軟性の低下などを原因として発症します。特にサッカー選手に好発します。
下腹部、鼠径部、太ももの内側、睾丸の後方などに運動時の痛み・圧痛が認められます。
治療では、筋の拘縮改善や筋力の向上を見据えたトレーニング、上肢と下肢・体幹を連動させる協調運動トレーニング、物理療法をリハビリテーションとして実施します。

膝の痛み

膝の痛み

変形性膝関節症

主に加齢を原因として膝の軟骨が擦り減り、膝関節を動かしたときに膝痛が生じる疾患です。進行すると、安静にしているときにも痛みを感じるようになります。
治療では、薬物療法や注射療法、リハビリテーション、体外衝撃波治療、PRP療法などを行います。

膝靭帯損傷

前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯のいずれかが損傷した状態を指します。原因としてよく見られるものに、スポーツ中の接触プレー・転倒、交通事故が挙げられます。
膝の痛み・腫れ・不安定感、膝の曲げ伸ばしの困難といった症状を伴います。
治療では、装具を用いて患部を安静に保ち、リハビリテーションを行います。これらの治療で改善が見込めない場合には、手術を検討します。

膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

いわゆる“膝の皿”のことを、膝蓋骨と呼びます。その腱が損傷し、炎症を起こし、膝前面に痛みが生じるのが「膝蓋腱炎」です。
主な原因は、ジャンプ、ダッシュといった膝の屈伸を伴う動作の繰り返しです。バスケットボール、バレーボール、サッカー、陸上の短距離・長距離・走高跳、野球などのスポーツをする方によく発症します。
治療では、物理療法や運動療法を組み合わせたリハビリテーションが主体となります。当院の場合には、体外衝撃波治療、PRP療法にも対応しています。

離断性骨軟骨炎

主に成長期にあたる子供の膝関節・肘関節において、軟骨が剥がれてしまった状態を指します。
スポーツはすぐに中止し、安静に努めます。軽度であれば、これにリハビリテーションや体外衝撃波治療を交えることで、改善が期待できます。重度の場合には、手術が必要になることもあります。

半月板損傷

膝関節の線維軟骨「半月板」が損傷した状態です。膝の腫れ、痛みを主な症状とします。
急なストップ、ターン、ジャンプ後の着地に伴う衝撃が発症のきっかけとなります。
治療では、サポーターやテーピングを用いて患部を安静にし、薬物療法、注射療法、リハビリテーション、体外衝撃波治療、PRP療法など、患者様に適した方法を選択します。

足・足首の痛み

足・足首の痛み

足底腱膜炎

足裏への繰り返しの衝撃・負荷によって、足底筋膜が適切に伸び縮みしなくなる疾患です。
足裏への衝撃・負荷はさまざまなスポーツにおいて避けがたいものであり、どのようなスポーツをしている方でも起こりうるものと言えます。
起床後の第一歩、歩き始めに足の裏に痛みが出ます。またこの痛みは、歩いているうちに治まる傾向があります。
治療では、インソールを用いた装具療法、薬物療法、リハビリテーションなどを行います。当院の場合であれば、体外衝撃波治療やPRP療法による治療にも対応します。
足底腱膜炎に対する保存療法を6カ月継続して改善が認められない場合には、体外衝撃波治療に保険が適用されます。

アキレス腱炎、アキレス腱断裂

スポーツや肉体労働などによる日常的な負荷によって、アキレス腱・かかとの骨の付着部において痛みや腫れといった症状が現れます。
治療では、物理療法やリハビリテーションが中心になります。当院では、体外衝撃波治療やPRP療法にも対応します。
これらの治療で十分な効果が見込めない場合には、手術を検討します。

肉離れ

ダッシュやジャンプ、ストップ・ターンといった動作によって、筋膜や筋組織が損傷・断裂した状態です。
損傷・断裂部の痛みに加え、皮膚上にへこみ、内出血を伴うこともあります。
治療では、サポーターを用いて患部の安静を保ち、リハビリテーションを行います。リハビリテーションは、再発予防という意味でも重要です。

足関節捻挫

足首を捻り、靭帯などの組織が損傷した状態です。激しいスポーツだけでなく、歩行時にも起こりうるものです。
足関節の腫れ、痛み、皮下出血、不安定感といった症状を伴います。
治療では、サポーターで患部を安静に保ち、リハビリテーションを行います。

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