N Clinic：変形性膝関節症に対する再生医療 × 体外衝撃波治療の先駆拠点

大阪を拠点とする N Clinic は、運動器疾患に対する再生医療および体外衝撃波治療（ESWT）の専門施設です。
2009年の設立以来、関節疾患に対する非手術的治療の革新を追求し、とくに骨髄病変（BML）や軟骨下骨板断裂（SBP tear）を伴う進行期膝OAに対して、新しい治療戦略を提唱しています。

早稲田大学・大阪大学・近畿大学などとの学術連携のもと、最新論文をMDPI Applied Sciences誌に発表しました：

「Therapeutic Strategy for Knee Osteoarthritis with Subchondral Bone Lesions: Combination Therapy of Extracorporeal Shockwave Therapy and Regenerative Medicine」
DOI: 10.3390/app152111661

本研究では、ESWTと骨内・関節内幹細胞治療（MSC, APS）の併用療法により、疼痛・機能改善が有意に得られることを明らかにしました。
とくに軟骨下骨板断裂（SBP tear）を有しながら関節面の陥没を伴わない症例において顕著な効果を示し、重度OAの保存療法に新たな可能性を提示しています。

現在、N Clinicはこの技術と臨床知見を世界の医師・研究者と共有し、国際的な教育・共同研究・臨床交流を通じて、再生医療と衝撃波治療の融合を推進しています。