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2026.02.03

「痛みを抑えて、効果は最大に」— 磁気刺激(EMTT)と体外衝撃波(ESWT)の相乗効果

当院では今年1月から本格的にEMTT「Extracorporeal Magnetotransduction Therapy(体外磁気伝達療法)を導入しました。そのEMTTと集束型体外衝撃波や拡散型圧力波との併用療法が世界的に注目されています!

当院では、難治性の痛みや組織修復に対し、体外衝撃波(ESWT)に加えて、最新の磁気治療器「マグネトリス(EMTT)」を組み合わせたハイブリッド治療を行っています。
単に2つの機器を使うだけでなく、「組み合わせる順番」に医学的な意味を持たせることで、治療効果の最大化を目指しています。
なぜ「併用」が良いのか?

当院の治療理論

体外衝撃波治療は、一般的に照射するエネルギー(出力)が高ければ高いほど、組織の修復を促す効果が高いことが分かっています。しかし、出力を上げると治療時の「痛み」も強くなるため、これまでは患者様が我慢できる範囲でしか出力を上げられないという「限界」がありました。
そこで当院が導入したのが、EMTT(高頻度磁気刺激)との併用療法です。

治療効果を高める「黄金のステップ」

当院では、以下の手順で治療を行うことで、痛みを最小限に抑えつつ、治療エネルギーを最大限に組織へ届けるアプローチを採用しています。

Step1まずはEMTT(磁気刺激)で準備

最初にEMTTを行います。強力な磁気エネルギーが深部組織まで透過し、細胞を活性化させます。この際、神経の過敏さを鎮める作用(鎮痛効果)が働き、患部の痛みの感じ方が緩和されます。いわば「組織の準備運動」と「痛みのバリア」を作る工程です。

Step2高い出力で体外衝撃波(ESWT)を照射

EMTTによって痛みの閾値(我慢できるライン)が上がった状態で、体外衝撃波を行います。通常よりも高いエネルギー設定でも痛みを強く感じにくくなるため、本来必要とされる十分な強度のエネルギーを患部に届けることが可能になります。

患者様へのメリット

この「EMTT先行型」の併用療法には、以下の3つのメリットがあります。

  1. 治療時の痛みが少ない
    衝撃波特有の「響くような痛み」が、事前の磁気刺激によってマイルドになります。
  2. 高い治療効果が期待できる
    痛みのブロック効果により、従来よりも高出力での照射が可能となるため、組織修復のスイッチがより強力に入ります。
  3. 多角的なアプローチ
    「磁気による細胞活性化」と「衝撃波による物理的刺激」のダブル効果で、難治性の症状に対する治癒促進を目指します。

対象となる主な症状

  • 変形性膝関節症
  • 腱板損傷・肩関節周囲炎
  • 足底腱膜炎
  • スポーツによる慢性的な腱炎

など

実際に当院ではESWTだけで痛みのために照射レベルが上げられなかった患者でも、EMTTです全処置を行うことでより高いエネルギーレベルで体外衝撃波治療ができる様になった事例を多数経験できました。

特にお子様や痛みに弱い患者様にお勧めです。

※症状に合わせて最適な組み合わせをご提案します。まずは診察にてご相談ください。また骨端線付近への照射は低出力(0.20mJ/mm2)までで行っております。痛みに耐えられる様になったからといってもそれ以上にレベルを上げることはしません。予めご了承下さい。尚 EMTTによる疼痛軽減効果には個人差があります。

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