本町 新着情報

2026.01.20

Coolief(クーリーフ)治療をご希望の患者さまへ

当院が考える適応と、ESWT併用という選択肢

Coolief(クーリーフ)治療は、2023年に保険収載された治療法で、
NHKをはじめとする主要なテレビ番組でも取り上げられ、現在注目を集めています。

しかし、テレビで紹介される治療は
「誰にでも受けてよい」「これで治る」
と受け取られやすい一方で、実際には適応を慎重に考える必要がある治療です。

Coolief治療の本質と限界

Cooliefは、痛みを伝える神経の働きを抑える治療です。
そのため、
• 痛みは軽減する
• しかし、関節・骨・軟部組織そのものを修復する治療ではない

という特徴があります。

言い換えると、
「痛みを感じにくくする治療」であり、「組織を治す治療」ではありません。

活動性が高い方で特に注意が必要な理由

比較的若く、活動性の高い患者さまがCoolief治療を受けた場合、
• 痛みが取れた
• → 脳が「治った」と誤認
• → 運動量・負荷が一気に増える

という流れが起こることがあります。

その結果、
関節や骨、周囲組織の病態をかえって悪化させてしまう可能性があるため、
「たくさん動きたいが、痛みだけを取りたい」という目的の方には
Coolief単独治療は当院では推奨していません。

当院がESWT(体外衝撃波治療)との併用を重視する理由

当院では、Cooliefを検討する際、
組織の修復・代謝改善を促すESWT(体外衝撃波治療)との併用を
重要な選択肢として考えています。

ESWTには、
• 血流改善
• 骨・腱・靱帯などの組織修復促進
• 軟骨下骨や周囲組織の代謝改善

といった作用があり、
**「痛みを抑える治療」ではなく「治癒環境を整える治療」**という位置づけになります。

Coolief × ESWT 併用の考え方

Cooliefによって
▶ 強い痛みを一時的にコントロールしながら

ESWTによって
▶ 関節・骨・周囲組織の修復・回復を促す

このように、
「痛みを抑える」+「組織を守り、治す方向に導く」
というバランスを取ることで、
• 病態の悪化を防ぐ
• 将来の選択肢(保存療法・手術)を狭めない
• 安全に日常生活へ戻る

ことを目指します。

Coolief治療が適している可能性がある方

以下のような方では、Coolief(必要に応じてESWT併用)が
有効な選択肢となる場合があります。
• 高齢の方
• 手術を希望されない方
• 活動量は多くない
• 「動けるようになる」より「痛みを軽減したい」ことを重視される方

当院の治療方針

当院では、
「今の痛み」だけでなく、「これからの関節の将来」まで考えた治療を大切にしています。
• 年齢
• 活動レベル
• 画像所見(レントゲン・MRIなど)
• 今後どのような生活を送りたいか

これらを総合的に評価したうえで、
Coolief単独、ESWT併用、あるいは別の治療法が最適かを判断します。

最後に

「保険でできる治療」
「テレビで紹介された治療」
が、必ずしも
「その方にとって最善の治療」になるとは限りません。

痛みを抑えるだけでなく、
関節や組織を守り、将来につなげる治療選択が重要です。

Coolief治療やESWT併用について不安や疑問がある方は、
どうぞお気軽にご相談ください。

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